2017年10月16日月曜日

【ねじれたカラダは、”受けやすい”】

先週、松田恵美子先生の身体感覚講座@妙心寺に参加してきました☆彡

松田先生とはなんとも不思議なご縁で、東京にいたころに数回講座にお邪魔していたのがきっかけとなり、京都で再会。

とにかく先生の講座は目からウロコの連続。
女性的な感性と身体感覚で、古来から連綿と受け継がれてきた東洋的身体観を
軽やかに、そして体感とともに伝えてくださる稀有な方。

いや~~~~~、今回もその奥深さと人体の不思議に感嘆しておりました。

今回の講座でとくに印象的だったのは、「ねじれたカラダは、(エネルギーやいろいろな影響を)“受けやすい”」というオハナシ。

もろもろ説明は省きますが・・・

なにかしらの事故やトラウマ、職業病、季節的要因、それ以外にもさまざまな習慣・クセなどで、なにかしらのねじれ、歪みが恒常化してしまうと、それによってエネルギー的にも”受けやすい”という現象が起きうる、という。

それをきいて、だーーからヨガで左右差を整えることが、こんなにも大事だったんだ・・・!と、わたし的には超納得。

要は、物理的にもエネルギー的にも、ねじれ・歪みのあると不要なものが「溜まりがち(もっというと「絡まりがち」?)」になる、ということなのだろう。流そうにも流れていかない。

・・・と、いうわけで、人や天候や電磁波やエネルギーの影響を受けやすい、そんな方も、もしかしたらそもそものカラダのねじれや歪みがひとつ原因にあるのかも(生まれつきの影響の受けやすさ、受けにくさはあるにせよ)。

とはいえ「ねじれ、歪み=悪」としてしまうのは、あまりに短絡的だし、つねに「ゆらぎ」とともにあるのが人間ともいえるわけで・・・
だからこそ、たんに「ねじれや歪みを矯正しよう!」というのではなく、そんな「ゆらぐ身体=自然」に寄り添いつつ、自分の生命にとって本当に自然なバランスに整っていくような日ごろのメンテナンスはとっても大切だな〜とあらためておもうのでした。

もうひとつ、松田先生の講座でいつも驚くのが「型」のもつ力。
「意識したところにエネルギーはいくのだけれども、意識しすぎても緊張してしまうのでうまく流れなくなる」というのが、気の身体に対するアプローチの基本だそうで、そんな「意識せずに意識する」ための技法としてあるのが「型」なのだとか。そういう意味では、何千年とヒマラヤの山奥からつたわってきたヨガの「型」もすべてこの「意識せず意識する」ための技法。あの手この手で(笑)左右差を整えるための知恵もつまっています。やはりインド4000年の知恵、おそるべし!です。

手段はいろいろ、自分にあったものを選ぶのがよいと思いますが、ヨガを続けていたら世界で生きるのがラクになっていた!なんてことがあるのも、こういう事情?があるのからなのかもしれないですねぇ。

それにしても、わたしにとって体感を通じてこのミクロ=マクロ世界の「しくみ」をひも解くということは、もはや快楽。この、おなかの底からふつふつと沸き上がる歓びを、もっともっと大切にしてあげたいなぁっとあらためて思うのでした♪♪


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身体感覚の話や、ねじれや歪み、「型」の話が気になった方は・・・
毎週金曜夜19時〜 丸太町FIVE ELEMENTSにてヨガのクラスやっています。
くわしくはこちらをご覧ください♪