2017年5月31日水曜日

20170530 17:10

さて、どうして「1ミリも頑張らないヨガ講座」なんてタイトルの講座をしているのかといえば、(たぶん、お気づきの方も多いと思いますけど、笑)そもそもが、がんばり屋さんだからなのだ。

今にしてみれば、この地上に生きているというだけでだいぶ頑張っていたんだなと思うし、そのなごりでほうっておくと、ついつい無意識に自分を置き去りにしてがんばってしまうところがあるので、どちらかというと意識的に「ゆるむ」「力をぬく」「自分自身に気持ち(意識)を向ける」という時間をもつことが本当に大事だなとつねづね思っている。

講座では、はじまるまえにちょこっとだけ話しているのだけれども、じつはこの「1ミリも頑張らない」というのは、簡単そうに思えてじつはそうでもない。けっこう頑張っていることに気づいていない人も多いし、頑張らないように頑張っている頑張りというのもあって、これまたなかなか気づきにくい。

なので、ヨガをするなかで自分なりの「1ミリも頑張らないポイント」だったり「自分は今までけっこう頑張っていたんだな」ということが、一瞬でもなんとなくつかめたらそれはとっても素敵なことなんじゃないかな〜と思っている。

「ヨガはマットの上だけじゃない」とはよくいわれているけれど、マットのうえで経験した感覚、体感、そういうものとともに日常を生きることにこそ本当にヨガの効能はあって、「1ミリも頑張らない」とはつまり究極「自分自身と闘わない」在り方でもある。

とはいえ、人間生きていればちょいちょい闘うし葛藤するし苦しむしイラッともするしケンカもするし?、それもまるごとひっくるめて楽しめちゃう自分になれたらそれってサイコウ!まぁでも楽しめないときもたまにはあるか!みたいな、なんかそんな心持ちで、やっています。

それにしても、「ヨガ」と口にしたときのわたしの身の回りの人の印象が悪いことこの上ない(笑)。
なんだろう、やっぱ真面目じゃないと怒られそうとか、キラキラハッピーじゃなきゃいけないとか、モデルみたいな人がやる感じ、とかあるのかしら。

伝わってほしいと思う人にはあまり印象が良くないうえに、「ヨガ」というワードでひっかかってきた人とはそもそもの考え方がけっこうちがったりして、もう「ヨガ」って言うのやめようかなとまで思うほど。これって由々しき事態だと思うのですけど(笑)、そのイメージでヨガを嫌厭してるとしたら、こんなに現実的に役立つものなのにもったいないから、や〜いちどやってみてほしい!とはとても思います。

もちろん合う合わないあるのであれだけど、なにかお気に入りのボディーワークやエネルギーワークを生活に取り入れるのはやっぱりオススメ。声をかけてもらえたら、わたしもおうちでのプライベートヨガや集まりなどよろこんで出張しますので、ぜひ☆彡



Kyoto Botanical Gardens, MAY2017